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神戸港の歴史について

神戸港は1868年に開港し、今年で153年目を迎えます!
そこで今日は、神戸港の歴史について書かせて頂きます!

神戸港は大輪田泊(おおわだのとまり)と呼ばれた奈良時代から
瀬戸内海の海運の要衝として栄え
近代以降は人・モノ・情報が行き交う拠点として
国内の産業や文化にも大きな影響を与えてきました。

神戸港は天然の良港と評されています。
六甲山が冬の北風を遮り、南の和田岬が西風と潮流を防ぐぎ
港に流れ込む大きな川もなく、深い海底で船の停泊に適した地形になったそう。

江戸時代までは神戸の隣の兵庫に港があり
港は「大輪田泊」と呼ばれ、中国や朝鮮との交易の玄関口にもなっていたという。

大輪田泊を整備し日宋貿易の拠点にしたのは平清盛!
1180年、福原(現在の神戸市兵庫区)に遷都したそう。
室町時代には「兵庫津」と名称を変え、足利義満が始めた日明貿易の中心地に。
江戸時代は近畿と日本海側を結ぶ北前船の航路開発で
物流がさらに盛んになり、重要度が高まりました。

海運拠点の地位を築き上げた兵庫津だが
多くの戦乱や天災から立ち直ってきた歴史もあります。

平安時代末期の源平合戦で修築工事が中止になり
鎌倉時代の僧、重源が朝廷に修築を願い出ています。
1469年には兵庫津は応仁の乱の戦場となって、在家が焼失し
これを機に日明貿易の拠点は堺に移ったという。
1596年に近畿を襲った慶長大地震で町が大きな被害を受けたそう。

開港による海外との交流から新たな産業も生まれました。
代表的な一つがマッチ。明治20年代には神戸港の工業輸出品1位となりました。
国内生産量は戦前の最盛期と比べて約1%と大幅に減少したが
現在も兵庫県が約9割を占めているそう!

神戸港からは文化面でも大きな影響を受けたという。
外国人との日常的な交流を通じ、神戸では異国情緒あふれる北野町など
西洋文化を日本式に変えて取り入れた独自の生活文化ができた。

太平洋戦争の空襲で大きな被害を受けた神戸港ですが
戦後は高度成長期に貨物取扱量が急増。
1973年にはコンテナ貨物量が米ニューヨーク、オランダ・ロッテルダムに続く世界3位となったが
1995年の阪神大震災で甚大な被害を受け、貨物量は激減。
2017年にようやく震災前を上回り、過去最高を更新したそう!

神戸港は世界とつながる全ての始まりの場所。
ものだけではなく、人や文化等が入ってくる大事な場所だという事を
改めて感じ、この記事を書くにあたって私自身もとても勉強になりました。
これからも神戸港と共に
OCEAN PLACEも私も成長して参りたいです!

OCEAN PLACEの一階「海洋博物館」には
資料や映像等を通して神戸港の歴史に触れる事が出来ます。

皆様も是非、肌で目で神戸港の歴史を感じてみてはいかがでしょうか?♪

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石田佳蓮

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